ついに関取になった朝青龍甥っ子・豊昇龍から目が離せない!

 新十両・豊昇龍が序盤5日間を終え4勝1敗と好調だ。第68代横綱・朝青龍の甥っ子は、運動神経だけでなく、笑顔や負けん気など喜怒哀楽も叔父譲り。その魅力的な素顔に迫る。

公開日:2019.11.14

朝青龍の長兄の次男 高校時代から日本にレスリング留学

角界デビュー18年初場所当時の豊昇龍

豊昇龍智勝(ほうしょうりゅうともかつ、1999年5月22日-)は、モンゴル国ウランバートル市出身で立浪部屋所属の現役大相撲力士。本名はスガラグチャー・ビャンバスレン。最高位は西十両13枚目(2019年11月場所時点)。

こちらは叔父の朝青龍。とくに目元はそっくり。やはり血は争えませんな

 朝青龍の長兄であるスガラグチャーの次男として誕生。11歳の頃からレスリングを始め、レスリングの選手として、モンゴルの中等教育を卒業後、日本体育大学柏高校(入学当時の校名は柏日体高校)からレスリングの選手としてスカウトを受け、日本へ留学した。

高校1年の5月、授業の一環として両国国技館で相撲を見学した際に相撲に興味を抱き、その後朝青龍と相談し、レスリングを辞めて相撲をはじめることを決意する。相撲経験はなかったが、アマチュアの大会で好成績の記録を残す(16年の関東高校大会重量級優勝、17年のインターハイ個人2位、同年国体少年の部個人3位)。高校卒業後は立浪部屋へ入門。

18年初場所で初土俵 前相撲勝って「気持ちよかった」

朝青龍の甥・豊昇龍が初陣星「自分も横綱まで…」

 前相撲が行われ、元横綱朝青龍のおい、豊昇龍(18)=本名スガラグチャー・ビャンバスレン、日体大柏高3、立浪=が初土俵。雲仙岳(境川)を寄り切って初陣星を挙げた。「緊張していたのでとりあえず当たろうと思った。まわしを取らないで突いていこうと思ったけど、相手が重くて取っちゃった。両国の土俵は初めて。気持ちよかった」と、振り返った。

朝青龍の甥・豊昇龍が初陣星「自分も横綱まで…」

しこ名は師匠と叔父から 「青」より昇る「昇」選んだ

 しこ名は師匠立浪親方の現役時代のしこ名「旭豊」から1文字、叔父から「龍」をもらった。「昇」は「青」にする案もあったが、師匠から「違う字がある。昇がいい」と勧められ決まった。

朝青龍の甥・豊昇龍が初陣星「自分も横綱まで…」

同期ライバルには大鵬孫&貴闘力ジュニアの納谷

新弟子の納谷、豊昇龍ともに白星元横綱・大鵬の孫と朝青龍のおい

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