ついに関取になった朝青龍甥っ子・豊昇龍から目が離せない!

 新十両・豊昇龍が序盤5日間を終え4勝1敗と好調だ。第68代横綱・朝青龍の甥っ子は、運動神経だけでなく、笑顔や負けん気など喜怒哀楽も叔父譲り。その魅力的な素顔に迫る。

公開日:2019.11.14

19年秋場所 新十両昇進決めてまた泣いた

元横綱朝青龍のおい・豊昇龍が新十両濃厚で涙 叔父から猛ゲキ「うれしかった」

 元横綱朝青龍のおい、東幕下5枚目の豊昇龍(20)=立浪=が来場所、新十両昇進を濃厚とし、号泣した。勝ち越しをかけて、十両彩(錣山)と対戦。下手を取ると、豪快に投げ飛ばした。取組後は「はー、もう言うことなくてうれしい」とこみ上げた。今場所、左足の親指を負傷したが強行出場。2連勝後に3連敗を喫し崖っぷちに追い込まれながらはね返した。

元横綱朝青龍のおい・豊昇龍が新十両濃厚で涙 叔父から猛ゲキ「うれしかった」

19年秋場所後に新十両 「叔父さんのところまで」堂々の横綱宣言

豊昇龍「叔父さんのところまで」朝青龍おい 新十両決定で抱負

 元横綱朝青龍のおいで、20歳の豊昇龍は期待通りの速さで関取になった。18年初場所の初土俵から11場所と丸2年足らず。茨城県つくばみらい市の立浪部屋で記者会見し「叔父さんのいったところ(横綱)までいく」と細い目を鋭くさせた。

豊昇龍「叔父さんのところまで」朝青龍おい 新十両決定で抱負

19年九州場所 関取初日は白星発進「勝ててよかった」

朝青龍のおい豊昇龍 新十両白星発進「勝ててよかった」

 元横綱朝青龍のおいで新十両の豊昇龍(20)=立浪=が十両の明瀬山(34)=木瀬=を内掛けで破り、初日を白星で飾った。おじから「がんばれよ」と声をかけられて臨んだ一番。「緊張はありました。勝ててよかった」と安どの表情を浮かべた。

朝青龍のおい豊昇龍 新十両白星発進「勝ててよかった」

※初日白星で緊張が取れたのか、序盤5日目まで4勝1敗と上々のスタートを切った豊昇龍。スピード出世では朝青龍に1場所遅れを取り「俺のほうが速い」と自慢されたようだが、9勝6敗だった新十両成績は十分に逆転可能。それどころか幕内優勝25回の叔父ですら経験のない十両優勝も夢ではない。令和元年最後の場所、残りの相撲が楽しみだ。

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