「日本３－８カナダ」（１９日）　日本（ＬＳ北見）は、世界ランク１位のカナダとの第６戦を迎えた。格上のカナダに対して、１点ビハインドの第５エンド、有利な後攻にもかかわらず、４点を失い、さらに第７エンドでもミスが出て２点を失い、大量リードを許してギブアップした。スキップの藤沢五月は「いつもの試合ができなかった。スウェーデンは１月の大会でも戦ったので、しっかりもう１度集中し直してやりたい」と話した。

　「日本５-４スウェーデン」（１９日）　日本は、ソチ五輪２位のスウェーデンには５－４で競り勝って通算５勝２敗とした。４－４の最終第１０エンド、スキップ藤沢五月（２６）が好ショットを連発してプレッシャーをかけると、最後は相手のミスショットで逆転勝利を収めた。

　試合後、吉田知は最高のスマイル。かすれ気味の声で「（最後の場面は）やることはやったので。相手がナイスショットなら仕方ないという思いで待っていた。本当は人の失敗で喜んではいけないが、あきらめなくて良かった。これがカーリングだなと思った」と、喜びに浸った。

　「日本６－８英国」（２０日）　日本（ＬＳ北見）は世界ランク４位の英国と対戦。逆転負けを喫し、５勝３敗となった。第２エンドに３点を奪って、順調な立ち上がり。だが、話題となっている“おやつタイム”でリンゴをほおばった直後、有利なはずの後攻でスタートした第６エンドに悪夢。英国の巧みなショットが続き、苦しい展開に。スキップ藤沢五月の最終投で英国のナンバー１、ナンバー２をはじくダブルテイクアウトを狙ったが失敗。ナンバー３も英国となり、３点をスチールされた。