陰の存在からイッキ主役に!フィギュア坂本花織のシンデレラストーリー

混戦とされたフィギュアスケート女子の平昌五輪代表に、宮原知子とともに選出されたのは坂本花織でした。活躍しても誰かの陰に隠れるような形だった彼女が急成長を遂げ、主役に踊り出るまでのシンデレラストーリー。

公開日:2017.12.26

坂本花織「目標をやっと達成できた。(同じリンクで練習する四大陸選手権優勝の)三原舞依ちゃんには負けてられないなと思って滑った」

3位に食い込んだにも関わらず、紙面に掲載されたのは上記のコメントのみでした。まだまだ主役にはなれず…しかしデイリースポーツの記者は。坂本の可能性を感じ取っていました。

坂本花織

 本田真凜が日本女子ジュニア選手初の200点越えを果たし、2位となった3月の世界ジュニア選手権(台北)は、まだ記憶に新しい。ただもう一人、その大舞台で、完璧な演技を見せる勝負強さを発揮した選手がいる。16歳の坂本花織(神戸FSC)だ。

【スポーツ】フィギュア 坂本花織 見せたメンタルの成長 飛躍の予感

 坂本が課題の1つに上げた「メンタル」。日頃から「(指導する中野園子)先生の『圧』で鍛えられています」と胸を張るが、この1年で大きく成長を遂げたことは間違いない。

【スポーツ】フィギュア 坂本花織 見せたメンタルの成長 飛躍の予感

 「ジャンプの勢いはそのままに、表現やスケーティングを強化して、戦える選手になりたい」。演技はまだ荒削りな部分も多いが、それはオフシーズンの伸びしろでもある。

【スポーツ】フィギュア 坂本花織 見せたメンタルの成長 飛躍の予感

驚異の成長曲線!悔しさバネに貪欲に

フィギュア、坂本花織が初戦へ

 フィギュアスケートのアジア・オープントロフィーは5日、香港で最終日が行われ、女子フリーは、ショートプログラム(SP)首位で63・70点の坂本花織(神戸FSC)がフリー112・41点、合計176・11点で優勝した。

フィギュア坂本花織がシニアデビュー戦で優勝 アジア・オープントロフィー
坂本花織、巻き返し3位も「悔しさしかない」

 「フィギュアスケート・げんさんサマーカップ」(13日、滋賀県立アイスアリーナ)
 シニア女子のフリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位の坂本花織(17)=神戸FSC=は118・04点で合計172・72点とし、3位まで巻き返した。

坂本花織、巻き返し3位も「悔しさしかない」

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