美人CAが不規則勤務を乗りこなしてメリハリボディ披露 初のコンテスト出場で2位に輝く きっかけは「ベッドの上でポテチ」
大阪ボディビル・フィットネス連盟主催の「2025 KING OF PHYSIQUE」が8日、門真市民文化会館で開催され、ジャングルジムスポーツ所属の松山ひなこ選手(33)がビキニフィットネス163センチ超級で2位に輝いた。普段はCAとして働く中、トレーニングに打ち込んで初のコンテスト出場で大健闘。「集中して楽しめました」と満面の笑みを浮かべた。
青いビキニに身を包み、輝く笑顔でポージングを決めた。メリハリのある肉体を華麗に動かし、優雅にステージ上で躍動。絞りきった肉体がここまでの努力を物語っていた。テレビでボディメイクコンテストを目にしたことがトレーニングを始めたきっかけ。「ベッドの上でポテチを食べながら、『こんなんしてたらあかん』ってなってパーソナルを申し込みました」とステージに立つことを夢見て5年前から本格的にジムに通い始めた。
職業はキャビンアテンダント。「お客さまをお運びする時間に合わせて生活をしている」と午前2時に仕事が終わる日があるなど、不規則な勤務形態の中でも自身の肉体と向き合い続けた。宿泊勤務なども多いため、必要な栄養を取るための冷凍弁当が毎日のお供。野菜スープに冷凍の焼き芋などあらゆる食材を持ち歩き、仕事と体作りを両立した。
2年前からジャングルジムに入会してハードなトレーニングをこなす。「トレーニングがマンネリ化していたので」と食事も筋トレもストイックに取り組んだことが、ステージでの輝きに直結した。
今回の初出場をきっかけに、CAとして働く傍らで競技者としての道も歩む。「減量してみて筋肉が小さいことがわかった。筋量を上げてチャレンジできるように」。今年もあと数回、大会に挑戦する予定。鍛錬を重ねて雲の上でもステージの上でもお客さまを魅了する。(デイリースポーツ・北村孝紀)
