真央“自己ベスト”で日本Vけん引

 「フィギュアスケート・ジャパン・オープン」(5日、さいたまスーパーアリーナ)

 日本、北米、欧州によるチーム対抗戦で行われ、浅田真央(23)=中京大、村上佳菜子(18)=中京大、高橋大輔(27)=関大大学院、小塚崇彦(24)=トヨタ自動車=で臨んだ日本は、544・85点で2年連続6度目の優勝を果たした。男女各2人がフリーを滑って合計点で競い、記録としては公認されないものの、浅田が自己ベストの135・16点をマーク。女子で1位となり、ソチ五輪シーズンの開幕戦で上々のスタートを切った。

 今冬の主役が順風満帆のスタートを切った。右ひじを突き上げるフィニッシュポーズを解くと、“真央スマイル”がはじけた。得点を待つ間も、笑顔でダブルピース。初披露のフリーで“自己ベスト”をマークした。

 「点は気にしていなかった。自己ベストと聞いて、そうなんだ~って。でも、いい得点を出すことができて、次につながる」。充実感が全身からあふれていた。

 青と黒の衣装でリンクに立つと、シーズン序盤は温存していたトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を冒頭に敢行した。着氷がやや乱れたものの、認定された。その後もジャンプの細かいミスはあったが、圧巻はステップだった。

 ラフマニノフ作曲の「ピアノ協奏曲第2番」の荘厳な曲調に乗り、力強いスケーティングで、複雑な軌跡を描いた。ステップの項目で大きく加点すると、表現力を示す5項目の構成点でも、ほとんどで高評価の8・5点台を並べた。

 フリーのテーマは「これまでのスケート人生すべて」という。今季限りでの現役引退を表明しており、シーズンのスタートは競技人生のフィナーレへのカウントダウンを意味する。

 「いよいよ始まったなという感じ。まだまだ伸びしろはあると思うし、向上を目指していきたい」。視線の先はソチ五輪。黄金の夢へ、国民的ヒロインの最後の挑戦が始まった。

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