フィギュアスケート しょまりんデビュー戦は4位「小さな一歩」合計145・70点 本田が笑顔、宇野と手を握り合って見つめ合う 場内大歓声 豪快リフトに大きな拍手

 「フィギュアスケート・東日本選手権」(1日、ALSOKぐんまアイスアリーナ)

 アイスダンスのフリーダンス(FD)が行われ、男子2大会連続五輪メダリストの宇野昌磨と、16年世界ジュニア選手権女王の本田真凜が組んだ“しょまりん”(トヨタ自動車)は87・02点、合計145・70点で4位だった。

 優勝はミラノ・コルティナ五輪代表の“うたまさ”吉田・森田組、2位は“いくこう”櫛田・島田組、結成2季目の“りかしん”紀平・西山組が3位だった。

 しょまりんは直前練習で、2組目の先頭で勢いよく飛び出した。キラキラ光る淡い紫色のドレスに身を包んだ本田と、水色の衣装を着た宇野が姿を見せると、会場からは大歓声。ローマ字で愛称「しょまりん」と書かれたタオルも多く掲げられた。

 演技ではジャンリュック・ベイカー氏が振り付けした四季を滑り、冒頭のリフトが決まるとは会場から大きな拍手が送られた。中盤以降では宇野が得意のイーグルで本田を抱き上げる場面も。演技を終えると2人は両手を握って見つめ合い、場内に再び大歓声がわき上がった。本田は安どしたように右手で胸を押さえた。

 経験値で先をいく上位3チームとは差をつけられた形となったが、宇野は30年五輪へ「目標は変わることはない。そこがゴール。僕たちは伸び代があってポテンシャルがある。これからも頑張りたい」と見据え、本田も「目標変わっていない。4年の長い道のりの中の小さい一歩だと思うし、すごく大切な大会になった」と、呼応した。

 男子で五輪2大会メダリストの宇野と、元世界ジュニア選手権女王の本田は、24年にともに引退。交際も公表している2人はプロスケーターに転向後、宇野の誘いをきっかけに、同年10月からアイスダンスで2030年フランス・アルプス五輪を目指すことを決めた。

 10月31日に行われた今大会のリズムダンスで公式戦デビュー。全日本選手権2連覇中のカップルら実力者がそろう中、58・68点で4位発進し、五輪へ向けた第一歩を刻んだ。宇野は「今の練習を続ければ素晴らしいアイスダンサーになれる自信がある」と手応えを示し、本田も「デビュー戦として上出来だった。今日は初めて評価していただけた日。試合が終わったらすぐに改善したい」とうなずいていた。

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