早田&張本美組が銀メダル 日本勢60年ぶり「金」ならず 早田「すべて上回られた」 対戦2度目の中国ペアに敗れる

 「アジア大会・卓球」(28日、スカイホール豊田)

 女子ダブルス決勝で、張本美和(18)=木下グループ、早田ひな(26)=日本生命=組は、蒯曼、王曼昱組(中国)に0-4で敗れ、銀メダルだった。1966年バンコク大会の山中教子、深津尚子組以来、日本勢60年ぶりの金メダルはならなかった。

 目前だった頂点にたどり着くことはできなかった。世界ランク1位の“みわひな”は、2度目の対戦となった同2位の蒯曼、王曼昱組に完敗。60年ぶりの金メダルを逃し、早田は「全ての技術で上回られてしまった。実力不足だった」と無念の表情を浮かべた。

 手も足も出なかった。第1ゲームは相手の隙のない攻撃を前に、無得点に封じ込められた。第2ゲームは先にマッチポイントを握ったが、逆転された。反撃の糸口をつかめずストレート負けした。しかし、それも成長の材料。張本は「悪くはなかったと言いたい。悔しさをバネに頑張りたい」と前を向いた。

 銀メダルで、卓球日本勢のメダル総数は7つ。張本は出場した4種目全てでのメダルを目標に掲げていたが、混合ダブルスでの表彰台を逃し「金メダルが1つでも欲しかった」と悔やんだ。3種目に出場した早田は、いずれも中国選手に敗戦。「それが現実」と結果を受け止めた。

 2月のシンガポールスマッシュから本格的にペアを結成。今後も同じペアが継続される予定で、10月1日からの中国スマッシュに2人でエントリーしている。「戦えていないわけではなかった。しっかり反省して、少しでも生かせたら」と早田。2028年ロサンゼルス五輪へ、さらなるパワーアップを誓った。

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