苦しんだ石川祐希、最後は決めた!「自分は今日に関しては頼りなかった」度重なる被ブロックに自虐も勝負所で大仕事 第2セットラストに圧巻サービスエースも ロス五輪へ自信「もっともっといいチームになる」

 「バレーボール・買取大吉男子アジア選手権・準決勝、日本3-0イラン」(13日、北九州市立総合体育館)

 勝者に28年ロサンゼルス五輪の切符が与えられる大一番で、日本はイランにストレート勝ちした。夢舞台への挑戦権に加え、2年間の準備期間も同時にゲット。24年パリ五輪で逃した1972年ミュンヘン五輪以来のメダル獲得へ、最高のスタートラインに立った。またアジア選手権は2連覇。日本勢の五輪出場権獲得は新体操女子に続いて第2号となった。

 高さとパワーで押してくるイランに石川主将が苦戦した。第1セット序盤に2本連続ブロックされると、その後もなかなか強打を決めきれない場面が続いた。それでも日本は西田、高橋らを中心とした総合力でイランを圧倒。石川も苦しみながらも第2セット、25-24のセットポイントでエンドラインぎりぎりにボールをたたき込むサービスエース。主将の意地を見せつけた。

 第3セットは序盤から競った展開が続いたが、22-22から石川のスパイクでリードを奪うと、西田のサービスエースでマッチポイントを握り、最後は石川が決めた。

 試合後、石川は「チームメイトが本当に頼りになりましたし、自分は今日に関しては頼りなかったですけど。レセプションだったり、2セット目のサーブだったり、そういうところでしか今日はチームに貢献できなかった」と苦笑いしつつ「どんな状況であれ、自分のパフォーマンス関係なく、ここでしっかり出場権を獲得するためにやってきた。それがいい形になって非常に嬉しいです」とうなずいた。

 今季を振り返り「VNLが始まって、チームとしていい形でレギュラーラウンドを通してプレーできましたし、決勝ラウンドに関してメダルを獲得することはできませんでしたけど、その後すぐ切り替えて、それでもずっとここアジア選手権で優勝してロス五輪の出場権を獲得する、ここが一番だとチームでずっと言い続けてきて、それを達成できるチームになった。全員が同じゴールに向かって突き進めていたのでこのような結果を出すことができたと思います。僕が何かやったというより、周りの選手がそれぞれ強くなって、リーダーシップを発揮してさらに強くなっているチーム。本当に仲間に感謝したいと思いますし、もっともっといいチームになると思ってます」と、チーム力に自信をみせ、「僕たちのゴールはメダルをロサンゼルス五輪で獲ること。そこを目標にやっていきたい」と語った。

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス