安青錦 「本割で」2場所連続V狙う 左足万全でなくとも「やれること全部やった」関取と相撲取る稽古はなし
「大相撲秋場所」(13日初日、両国国技館)
2場所連続優勝を狙う大関復帰の安青錦は12日、国技館での優勝額贈呈式に参加した。大関霧島の先場所に続く綱とり、関脇熱海富士の大関昇進挑戦が大きな焦点となる秋場所は入場券も完売。15日間の満員札止めが確実な情勢の中で、初日を迎える。
大関特例復帰を史上初めて優勝で決めた安青錦。直後から「横綱を目指す」と語っていた男にとって今場所は、九州場所で綱とりに臨むための成績を目指す。過去3度の賜杯は全て決定戦を制してのものだけに「本割で決めたらたぶん違ううれしさになる。味わいたい気持ちはもちろんあります」と、2場所連続優勝を誓った。
10日に場所前の稽古を打ち上げた。関取と相撲を取る稽古はなく、部屋の若い衆を相手にした。万全ではない左足を考慮したものだが「やれることは全部やってきた」と前を向く。一方で「やってみないと分からない」とも話した。
この日の贈呈式でお披露目された新しい優勝額。8日にコンサルティング大手のベイカレントから贈られた化粧まわし姿で、故郷ウクライナ国旗をイメージした青と黄色のデザインが特徴。5月はケガによる休場で贈呈式を欠席し「今日はしっかり参加できて良かった」と励みとした。
1月で連覇し、綱とりの3月で初めての負け越し。5月に初めて全休して大関から陥落し、7月で復活優勝。9月も目が離せそうにない。
