若隆景が大粒の汗、左脚緊急手術から復活目指しトレーニング【大相撲】
「大相撲秋場所」(13日初日、両国国技館)
東前頭12枚目の若隆景(31)=荒汐=が2日、都内の荒汐部屋で稽古を行った。7月1日に緊急手術を受けた左脚の手術跡は痛々しかったが四股、てっぽうなどで汗を流した。
左脚は腰下から左膝付近まで30センチほどの傷跡が残り、手術の大変さを物語っていた。それでも、足の状態を確かめるようにゆっくり四股を踏み、腰を落としてっぽう柱を押す動きを見せた。もも上げ、ジャンプ、両手で重りを股下から胸の高さまで振り上げながら腰を下ろすなど、下半身中心にトレーニングを行い、大粒の汗を流した。申し合い中の若い衆には声を飛ばした。
5月の夏場所を優勝。大関への意欲を明言した名古屋場所だったが、本格的な稽古を開始した7月1日に左太ももの異常を訴え、神経まひなどを引き起こす「コンパートメント症候群」の診断により緊急手術を受けた。名古屋場所は全休し、複数回の手術を経て退院していた。
8月中旬には土俵で汗を流していたという若隆景。師匠の荒汐親方(元幕内蒼国来)は「まだ筋肉が硬いようだ。ぶつかるのはまだ怖い。痛みには気を付けろと言っています。焦らないように」と語った。
1日の力士会では「いろんな人に支えられて、ここまで来た」「しっかり治して頑張ります」と語っていた若隆景。復帰時期は未定ながら、大粒の汗は完全復活への意欲を表していた。
