バレー女子 日本が涙の準決勝敗退 五輪切符は持ち越し チーム最多23得点の石川主将「チーム力がまだまだ足りない」
「バレーボール・女子アジア選手権・準決勝、日本1-3タイ」(29日、天津)
準決勝が行われ、日本は前回覇者のタイに1-3で敗れた。優勝チームに与えられる今大会での2028年ロサンゼルス五輪出場権獲得はならず、来年以降に持ち越しとなった。日本は相手の堅守と連係に苦しんで第1、2セットを連取された。石川真佑(エジザジュバシュ)らの活躍で第3セットは奪ったが、最後は押し切られ、選手は悔し涙を流した。30日に3位決定戦に臨む。
今大会での五輪切符を逃し、ぼうぜんと立ち尽くした。直近4連勝中で通算でも53勝9敗と大きく勝ち越していたタイに敗れ、チーム最多23得点を挙げた石川主将は「スキルでも、コミュニケーション、チーム力もまだまだ足りないところがこの試合に出た」と言葉を絞り出した。
第1セットはリードした展開から逆転を許し、今大会初めてセットを落とした。第2セットは和田のブロックで11-11としたが、そこから5連続で失点して奪われた。
崖っぷちとなった第3セットに入り、和田にエンジンがかかった。序盤から強打をさく裂させて、このセットを奪い返し、第4セットも連続得点の滑り出し。しかし、すぐに逆転を許すと徐々に点差を広げられた。
準々決勝で敗退したネーションズリーグ後、石川は「良くない時にコンビの精度やサーブレシーブで全体として崩れるところが多かった」と反省。チームとしての連係を強化してきたが、今大会も不本意な結果となり、セッターの関は「すごく良いアタッカーがいるのに引き出せなかった」と涙。和田も「自分たちから崩れて負けてしまうのは、まだまだ強いチームになりきれていない証拠」と肩を落とした。
五輪切符を手にできる次のチャンスは27年8月のW杯となるが、W杯に出場するためには、30日の3位決定戦で勝利することが条件。ロス五輪への道はまだ閉ざされていない。目の前の試合を一戦必勝で戦う。
