大関琴桜のかわいがりに感謝、巡業会場から徒歩圏に実家の幕下力士に大歓声「地元の歓声がありがたかった」【大相撲】
「大相撲・夏巡業」(29日、草加市エネクルスポーツアリーナSOKA)
大関琴桜(28)=佐渡ケ嶽=が大関らしい気遣いを見せた。会場から徒歩圏に実家がある東幕下34枚目の峰刄(27)=錣山=にぶつかり稽古で胸を出し、幾度も転がす“かわいがり”で泥だらけにした。「これで名前を覚えてもらえたら」と狙いを明かした。
息も絶え絶えの中、会場から大きな応援を受けた峰刃。必死の形相で大関を押し出した。幕下衆のぶつかり稽古が始まった時に、琴桜から「最後にやるから」と声を懸けられ、精神的には覚悟して臨めたという。「めちゃくちゃしんどかったけれど、地元の歓声がありがたかった」と感謝した。
草加市での巡業は8年ぶりで、力士として参加するのは入門以来初めて。小学生の時、中学生の阿炎と一緒に同体育館で行われていた相撲道場に通った。「ここで阿炎関と一緒に稽古しました。小学校の頃にあった巡業には行って、白鵬関や琴欧洲がいたのを覚えています」と語った。
名古屋場所では5勝をマーク。自己最高位は東幕下4枚目のホープは「稽古の調子はいい。150キロの体重をあと20キロは増やして、頑張ります」と関取への決意を口にしていた。
