兄弟同時幕内が確実の朝翠龍「浮かれている場合ではない」新入幕へ気を引き締める【大相撲】
大相撲の高砂部屋が21日、神奈川・平塚市総合公園で毎年恒例の夏合宿をスタート。秋場所(9月13日初日、両国国技館)での新入幕を確実としている朝翠龍(26)はすり足、四股など基礎運動で汗を流した。
名古屋場所は東十両筆頭で11勝。兄の朝紅龍は幕内で勝ち越したため史上14組目、同時幕内では12組目、ともに昨年名古屋場所の琴勝峰と琴栄峰(佐渡ケ嶽)以来の兄弟幕内が確定的。「うれしかったですけど、浮かれている場合ではない。もっと上にいきたいので」と気を引き締めた。今合宿のテーマを「体づくり」と掲げた。
今年春場所直前の2月27日にガンで闘病していた母親の直美さんが死去。名古屋場所後は納骨前の仏壇に成績を報告するとともに「これからも見守ってください」と、思いを送った。
地元大阪の生コンクリート関連企業「稲田巳建材」、同様にドラッグストアなどを展開する「アカカベ」、母校の明徳義塾高から贈られた化粧まわしは、それぞれが同じデザインで朝紅龍が赤、自身が緑を下地にしたもの。幕内土俵入りでは同デザイン色違いのものが並ぶことが想定され「それは楽しみですね」と笑顔を見せた。
夏巡業に参加していない部屋力士による高砂部屋合宿は23日まで。朝稽古は一般公開され、この日は約300人が土俵に視線を向けた。朝翠龍は「変に力まず、意識せず、変わらずにやっていきたい」と先を見据えていた。
