五輪Qシリーズ東京財団会長に太田雄貴氏「光栄と同時に身が引き締まる」ガバナンス徹底でマーケティング部門に広告代理店受け入れず
五輪Qシリーズ・第1戦東京大会(28年5月4~7日)の組織委員会として「一般財団法人オリンピックQシリーズ2028東京財団」が3日、設立した。会長は推薦で、日本オリンピック委員会(JOC)専務理事の太田雄貴氏に決定。「大変光栄に思うのと同時に、責任の重さで身の引き締まる思いでいっぱい。大会を通じてスポーツの持つ価値や可能性を実感し、人と人とのつながりや、新たな活力を生み出す場面を作っていきたい」と所信表明した。
副会長には東京都副知事の佐藤智秀氏と、ビジョナル株式会社代表取締役社長の南壮一郎氏が選ばれた。事務総長は元東京都副知事の栗岡祥一氏に決まった。
この日は第1回理事会が行われた。大会の基本計画や財政改革は、年内に作成される。ガバナンスについては、利益相反問題の防止として「マーケティング部門には広告代理店からの出向を受け入れない」と明記された。昨年の陸上世界選手権と同様に、21年東京五輪の汚職事件などを踏まえた形。栗岡事務総長は「ガバナンス、コンプライアンスをしっかりやっていこうと仕組みを作ってもらった。国民のみなさんにとって、公正な形で運営されていることが分かる形にしていくことが必要だと思っている」と説明した。
五輪Qシリーズとは、スケートボードや、スポーツクライミングなどの都市型スポーツの五輪出場権をかけた予選大会のこと。24年パリ大会から採用され、28年ロサンゼルス大会でも開催されることになった。全4大会が行われ、その第1戦が日本。代々木公園とその周辺を活用したエリアで開催され、3人制バスケットボール、BMXフリースタイル、スポーツクライミング、スケートボード(ストリート&パーク)が実施される。
