石川祐希、高橋藍が呆然 日本、米国とフルセット死闘も惜敗で2大会ぶり決勝進出ならず 2-1から悪夢の逆転負けで破竹連勝ストップ 石川「非常に悔しい」高橋「まだまだ力不足」
「バレーボール男子・ネーションズリーグ・準決勝、日本2-3米国」(1日、寧波)
世界ランキング4位の日本は、24年パリ五輪銅メダルの米国(同6位)に2-3で破れた。今大会初黒星を喫し、開幕からの連勝は13でストップ。2日の3位決定戦では、2位だった24年大会以来2大会ぶりのメダルをかけて、スロベニア(同6位)と対戦する。
第1セットは、高橋藍(ルブリン)の強打で先制し、西田有志のブロックで連続得点する順調な立ち上がり。しかし平均身長で9・4センチ高い米国のブロックに捕まり始めると、中盤に逆転を許し、210センチのジェイク・ヘインズの強打にも苦戦して、19-25で落とした。
第2セットは、主将の石川が活躍した。客席近くまで跳ねたボールを追いかけて上げる懸命なプレーを見せると、ボールが乱れた場面では、体をひねりながらタイミングを合わせ、相手のブロックの隙間を射抜く技ありのスパイク。このセットだけで9得点を記録し、チームをけん引した。また深津英臣のトスワークもさえ、エバデダン・ラリー(大阪B)らMB勢のクイックもさく裂。25-23でセットを取り、試合を振り出しに戻した。
続く第3セットは25-20で奪ったが、第4セットは19-25で献上。両国譲らない一進一退の攻防が続き、勝負の最終セットを迎えた。
今大会フルセット6戦6勝という日本は、最終第5セットは石川が3枚ブロックの隙間を抜いて点を決めると、高橋藍(ルブリン)の強烈なバックアタックで追加点。米国にリードを許したが、富田の会心のブロックで同点に追いつくと、宮浦のスパイクでワンタッチを奪い、逆転に成功したが、直後に米国のサービスエースなどで再びリードを許し、13-15で落とし、激闘の末に散った。石川ら選手たちは悔しそうに歓喜に湧く米国の選手たちをみつめた。
西田がチームトップの19得点、石川が18得点、高橋が13得点だった。石川は「あと一歩のところで届かなかった。それが僕たちの力。負けて非常に悔しいですが、明日しっかり勝ってメダルを持って帰りたいと思います」と語った。高橋は「まだまだ力不足だった。反省として大きくある。もっともっとやれたんじゃないかと思う。フルセットの最後の場面で取りきる力がなかった。3位決定戦にしっかり気持ちを切り替えたい。最後我慢しきれなかった。そこの甘さがまだまだあった。もっと練習してストロングポイントに変えていきたい」と、前を向いた。西田は「結果が結果なので。これを受け入れて、明日しっかりメダルを獲得する。明日でネーションズリーグ終わるのでやり残すことがないようにしたい」と語った。
◆ここまでのネーションズリーグ日本成績
〈予選ラウンド〉
VSウクライナ○3-0
VSポーランド○3-2
VS中国○3-1
VSスロベニア○3-1
VSセルビア○3-1
VSイラン○3-2
VS米国○3-2
VSフランス○3-2
VSイタリア○3-2
VSカナダ○3-2
VSベルギー○3-0
VSアルゼンチン○3-0
〈準々決勝〉VS中国○3-1
〈準決勝〉VS米国●2-3
