ノルディック複合22年北京五輪団体銅メダル山本涼太がジャンプ転向「寂しく、簡単な決断ではありませんでした」2030年冬季五輪から複合除外

 ノルディック複合男子の22年北京五輪団体銅メダルメンバーで、2月のミラノ・コルティナ五輪にも出場した山本涼太(29)=長野日野自動車=が16日、自身のSNSを更新し、ノルディックスキー・ジャンプへの転向を発表した。ノルディック複合は、30年フランス・アルプス五輪での除外が決定している。

 投稿で、山本は「ノルディック複合は、私を人間として大きく成長させてくれた競技です。多くの方々に支えていただき、たくさんの経験を積ませていただいたこの競技を離れることは、とても寂しく、簡単な決断ではありませんでした」と複雑な心境を告白。その上で、「一方で、ジャンプ台から飛び立つ瞬間の高揚感や、空を滑空する感覚、特にスキーフライングの魅力は、競技を続ける中でもずっと私の心を引きつけてきました。その気持ちに正直になり、新たな挑戦を決意しました」と転向に至った経緯を説明した。

 続けて五輪への思いも吐露。「オリンピックという舞台は、今も私にとって一番大きな目標です。その夢をもう一度追いかけ、自分の可能性に挑戦したいという思いも、今回の決断を後押ししました」とし、「この転向が、ノルディック複合という競技に改めて注目していただくきっかけになれば、これほどうれしいことはありません。私はこれからも、ノルディック複合に育ててもらったという誇りを持ち続けます」とつづった。

 今後に向けては、「新たな挑戦は決して簡単ではありませんが、これまで支えてくださった皆さまへの感謝を胸に、一日一日を大切に努力してまいります。今後とも温かいご声援をよろしくお願いいたします」と意気込んだ。

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