競泳 松下知之 徳積んで世界新だ 七夕に願い「本当にかなえてくれんのかな(笑)」“仮想ロス五輪”の米高地合宿&パンパシへ出発

 競泳男子で、24年パリ五輪400メートル個人メドレー銀メダルの松下知之(20)=東洋大=が6日、羽田空港から米国へ出発した。標高2100mメートルのフラッグスタッフで高地合宿を行い、そのままパンパシフィック選手権(8月12~15日、米アーバイン)に初参戦する。「決勝で記録を狙いたい。日本記録更新を最低ラインに、さらなる記録を目指していきたい」と、萩野公介が持つ400メートル個人メドレーの日本記録(4分6秒05)更新を誓った。

 これまではスペイン・シエラネバタで合宿を組んでいたが、28年ロサンゼルス五輪のシミュレーションの意味も込めて、今年は米国で泳ぎ込む。「スペインは自然と塩分とかを取らないようになってくるけど、今回はアメリカ。体調管理や食事面のコンディショニングとか、水泳以外のところも気を付けたい」。時差調整を含め現地の食など、全ての要素を2年後につなげていく構えだ。

 直近1カ月は試合に積極的に出場し、「非常にいい感じでレース強化ができた。個人メドレーのどこを切り取っても非常によくなっている」と手応え。高地の練習では“800メートル個人メドレー”などに取り組む予定だ。「400メートル個人メドレーのための泳ぎ慣れだと思う。練習では400メートルもあんまり泳げないので。山で800メートル個人メドレーやったらヤバい…怖いっすね。でもちょっと楽しみです」と武者震いした。

 7日は七夕。国立スポーツ科学センター(JISS)に設置された短冊には、「世界記録」と記して願いを込めた。普段“神頼み”をしないという松下は「本当にかなえてくれんのかな?」と笑いつつ、「この夏で(願いが)かなわなかったら僕のせいじゃない、神様のせいぐらいの気持ちでいきたい(笑)。高地合宿で頑張って、徳を積みます」。世界記録保持者のレオン・マルシャンと争う2年後の五輪へ向け、松下が充実の夏を過ごす。

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス