豪ノ山 霧島止めた 6勝目で首位に1差「攻める相撲を取れば、大関にも勝てると自信に」 夢の初優勝、新三役へ前進
「大相撲夏場所・8日目」(17日、両国国技館)
平幕の豪ノ山が大関霧島を押し出し、6勝目を挙げた。霧島は初黒星。小結若隆景は王鵬を寄り切り、翔猿は宇良を取り直しの末に押し出し、それぞれ7勝目を挙げた。1敗で3人が並び、2敗で豪ノ山、琴栄峰、藤凌駕の3人が追う。大関琴桜は大栄翔に押し出され、早くも6敗目を喫した。
豪ノ山がしゃにむに押した。立ち合い後に引いて、霧島に左を差され寄り立てられ、すくい投げも耐えて離れると本領発揮。突いて押して、相手の引きに乗じて押し出した。「攻める相撲を取れば、大関にも勝てると自信になった」。52本の懸賞を手に胸を張った。
10勝した3月の春場所前、師匠の武隈親方(元大関豪栄道)に下半身強化を徹底されて目が覚めた。「おろそかになっていた基礎をやって、初心に返ったのが良かった」。場所後の巡業中も夜はジムを見つけ、トレーニングに励んだ。
新入幕の23年名古屋場所で10勝して敢闘賞。三役候補と期待されたが、上位相手だと大崩れが目立った。「楽に差したり引いたりせず、ちゃんとやる」と突き押しを徹底して克服。土俵下の審判だった師匠から「いきなり引いて途中まで最低の内容。よく挽回した」とたたえられた。
首位に1差。初優勝、新三役も夢ではない。「自分の相撲を徹底すれば勝てる。しっかりやりたい」と場所後半を見据えた。
