「早いでしょ!」りくりゅう 木原の涙に三浦が突っ込み 引退会見前の控え室からの号泣に「私が引っ張って行く立場になってしまいましたね(笑)」
ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートペアで金メダルを獲得した三浦璃来(24)、木原龍一(33)組=木下グループ=が28日、都内で引退会見を行った。
三浦は白いジャケット、木原はグレースーツで登場し、冒頭で花束を受けとった。着席すると木原がいきなり涙し、三浦が最初にマイクを握ると「泣かないで」となぐさめた。
木原は涙の理由について「泣くことはないかなと思ったんですけど。裏でいろんな方に見送っていただいた時にスイッチが入って。(三浦に)“今、泣くの早いでしょ!口を開けなさい”と言われました。想定していなかったですね、泣くのは。控え室にいる時から思い出して気持ちは来てましたね」と笑った。
三浦も涙について「思い出して泣いてしまう場面が多いのかなって」と話すと、木原の方向を向いて「なんか涙もろいイメージがついてしまいましたね。私が引っ張って行く立場になってしまいましたね(笑)」と話して笑わせた。
2人は2019年にペアを結成。当初、現役引退も考え始めていた木原は三浦との出会いについて「雷が落ちた」と表現するなどペアとしての相性は抜群で、着実に成長を遂げた。今回の五輪ではショートプログラム(SP)は5位と出遅れながら、フリーでは世界歴代最高得点。大逆転でペアとしては日本勢初の金メダルに輝いた。
◆三浦璃来(みうら・りく)2001年12月17日、兵庫県出身。中京大出。146センチ。カナダを拠点に木原と組んで7季目。22年の北京冬季五輪で団体銀メダル、個人で日本勢初入賞の7位。22~23年シーズンにグランプリ(GP)ファイナルで初優勝。世界選手権は23、25年に制覇。
◆木原 龍一(きはら・りゅういち)1992年8月22日、愛知県出身。中京大出。174センチ。11年世界ジュニア選手権男子代表。13年にペアに転向し、14年ソチ、18年平昌両五輪に異なるパートナーと出場。
