柔道 医学部生の朝比奈沙羅「小さい頃の自分に顔向けできる立派な大人に」全日本女子選手権・前日会見
柔道の無差別で争う全日本女子選手権は、19日に横浜武道館で開催される。18日は同会場で会見が行われ、元世界女王で3年ぶり10度目の出場となる朝比奈沙羅(29)=FUKUDEN&GRIP=は、「自分が今後どのように柔道家として生きていくのかを真摯(しんし)に考える試合にしたい」と大会への思いを込めた。
21年世界選手権女王で、現在は栃木・独協医大に通う医学部生。平日の病棟実習をこなしながら、週3回ほど柔道に打ち込んでいる。かつて1年半ほど畳から離れていた時期もあったが、「このままでは終われない」と、昨年の東京都選手権で復帰。初戦で敗れてしまったが、今年は同大会を勝ち抜いて全日本の切符を手にした。
「柔道を始める前から医師になりたい夢があった。柔道を始めてからは五輪や世界選手権(の目標)が先行していたけど、小さいころの自分に顔向けにできるような立派な大人になりたい」と朝比奈。学業との両立への強い気持ちを持って全日本の畳の上に立つ。
田中伶奈(前回大会で優勝)「連覇を狙うことができる選手として、一戦一勝で戦いたい。自分らしい柔道を貫いて、しっかり組んで投げる柔道を見せて、観客におもしろいと思ってもらえるように頑張りたい」
白金未桜(主戦場は57キロ級ながら、前回大会で準優勝)「挑戦者の気持ちで思いきりのいい柔道をしたい。軽量級らしく、大きい選手に戦っていく姿を見せられたら」
