角界に深い悲しみ 元若嶋津を悼む 八角理事長「相撲は気が強いが、土俵を離れると優しい」二所ノ関親方「親方の計らいでありがたかった」
「大相撲春場所・9日目」(16日、エディオンアリーナ大阪)
大関若嶋津で元二所ノ関親方の日高六男さんの死去から一夜明けた16日、角界関係者は深い悲しみに包まれた。
日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は現役時代に20度以上も対戦し、引退後は一緒にゴルフをする仲だった。「具合が悪いとは聞いていて、4月にお見舞いに行こうと考えていた。相撲は気が強いが、土俵を離れると優しい。審判部長も務めていただいて助けられた」としのんだ。
二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は2021年12月に一門の由緒ある名跡を受け継いだ。「親方の計らいでありがたかった。かなり重圧にはなったが、なかなかそうやって声をかけてもらえることはない」と感謝した。5年前に部屋を継承した放駒親方(元関脇玉乃島)は「本当に家族みたいな温かい部屋だった。絶対に引き継いでいきたい」と涙ながらに誓った。
花籠親方(元関脇太寿山)は同じ二子山部屋所属で1975年春場所初土俵の同期生。「明るかった。50年も一緒。兄弟という以外何もない」と言葉を絞り出した。2月に病院を訪れたのが最後の対面になったという。




