元若嶋津の三段目弟子が涙「考えないようにしても考えてしまう」「本当に尊敬できる師匠でした」
「大相撲春場所・9日目」(16日、エディオンアリーナ大阪)
東三段目25枚目の道轟(29)=放駒=が淡の海(鳴戸)と対戦。押し倒され1勝4敗となった。淡の海は2勝3敗。
15日に69歳で亡くなった元大関若嶋津の日高六男さんが師匠だった時の弟子だった。「整理し切れていない。考えないようにしても考えてしまう」と目を赤くして話した。
前日の昼に師匠の放駒親方(元関脇玉乃島)から連絡を受けた。「最初は信じられなかった」というが、その夜に弟子を集められて、改めて訃報が師匠から伝えられ、実感せざるを得なかった。「第二の父、本当に尊敬できる師匠でした。厳しい時も先代だから頑張れた。(脳梗塞で)倒れる前も稽古場で指導していただいた。気が抜けるとカツを入れてもらった。でも稽古が終わると『大丈夫か』と声をかけてくれたり、優しい方でした」と振り返った。
押し相撲だったが、四つ相撲も勧められたことを覚えている。「前に出ろ、と言われました。引いて負けるよりは前に出て負けた方がいい、と。それを忘れないようにしたい」と前を向いた。




