関取返り咲きを目指す炎鵬が2連勝「強く生きていけば必ず報われる日が来る」

寄り切りで志摩ノ海(左)を下した炎鵬(撮影・坂部計介)
志摩ノ海を寄りきりで破ったした炎鵬(撮影・金居みつよし)
2枚

 「大相撲春場所・4日目」(11日、エディオンアリーナ大阪)

 脊髄損傷の大ケガからの関取復帰を目指す東幕下4枚目の炎鵬(伊勢ケ浜)は志摩ノ海(木瀬)を寄り切り、2連勝を決めた。50キロ以上重い幕内経験者の相手に対し、鋭い踏み込みから攻め続け、「しっかり集中して取りました」と完勝だった。

 序ノ口まで転落した幕内経験者として史上初の十両返り咲きを狙う。先場所に左足を負傷し、現在も治療を施しながらの出場。「一歩一歩やっていきたい」と目の前の一番に集中する。

 この日は東日本大震災発生から15年。出身地の石川県でも24年に能登半島地震が発生するなど日本中が震災について考える日だけに「強く生きていけば必ず報われる日が来る。何があってもあきらめず立ち上がってやっていきたい」と思いを込めた。

 また、師匠の元横綱・白鵬翔氏の41歳の誕生日でもあった。「今日朝起きてそうだなと思った。勝って、いい報告ができると思います」と穏やかな笑みを浮かべた。

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