大迫傑 日本勢最高12位! 鈴木との“一騎打ち”制すも世界の壁を痛感「世界とのギャップを埋めていく努力をしていく」

日本人トップでゴールした大迫傑(撮影・石井剣太郎)
 40キロ付近、力走する大迫傑(右)と鈴木健吾(代表撮影)
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 「東京マラソン」(1日、東京都庁~東京駅前)

 男子の日本勢は日本記録を持つ大迫傑(34)=リーニン=が2時間5分59秒で12位に入ったのが最高だった。前日本記録保持者の鈴木健吾(30)=横浜市陸協=は10秒差の13位で続き、2028年ロサンゼルス五輪の代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」(27年10月)の出場権を手にした。大迫は既に獲得済み。女子は今大会が現役最後のレースの細田あい(30)=エディオン=が2時間23分39秒で日本勢最高の10位。

 日本勢トップでゴールしたが、大迫は自分に厳しかった。自身3度目の日本記録をたたき出した昨年12月のバレンシアマラソンから3カ月。「ここまで仕上げてこられたのは良い経験になった。記録的には問題ないかな」としながらも「順位は12位というところで、もうちょっと頑張りたかった」と戒めた。

 新旧日本記録保持者同士の対決を制した。第3集団から、静かに戦況を見ながら安定したレース運び。34キロ過ぎで前を走っていた鈴木の集団を吸収し、36キロ地点で日本人トップに立った。最後は鈴木との一騎打ちとなったが、最後は41キロあたりで大迫が前へ。「対決というよりはサバイバル。今回は僕が耐久力があったというだけの話」と落ち着いて語った。

 海外勢との差を改めて感じたレースともなった。上位争いに加わることができず、優勝したタケレ(エチオピア)とは約2分差。若手も台頭してくる中、「世界とのギャップはトラックも含めてたくさんある。そこを埋めていく努力をしていきたい」と、日本マラソン界の底上げを誓った。

 次戦は秋以降に見据え、「次のチャレンジでは前の集団で生き残っていくレースをしたい」と課題を口にした。1月に拠点の米国で鈴木とともに練習に励んだように「所属や垣根を越えて、協力してやっていければ」とライバルたちと高め合っていく。

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