安青錦の新大関V支えた安治川親方のサポート 寝られない食べられない…重圧と戦った15日間 “青”のマフラーで縁起担ぎも

 旗手を務める若元春(左)の横でバンザイする安青錦
 連覇を果たし安治川親方(右)から水付けを受ける安青錦(撮影・開出牧)
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 「大相撲初場所・千秋楽」(25日、両国国技館)

 新大関安青錦が白鵬以来20年ぶりの新大関優勝、双葉山以来89年ぶりとなる新関脇、新大関連続優勝を果たした。12勝3敗で熱海富士と並び、優勝決定戦を首投げで制し、2場所連続2度目の賜杯を抱いた。春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)では綱とりに挑む。欧州初の横綱誕生となるか、期待が高まる。

 師匠の安治川親方(元関脇安美錦)は、安青錦の新大関場所Vを審判部の部屋で見届けた。「(本割の)琴桜戦の相撲がしっかり取れていたので(大丈夫だと)。緊張したが、よくやってくれた」と胸をなで下ろし、「本人も緊張?当然でしょう。優勝が懸かっていたら。そこから逃げず、力に変えて相撲を取ってくれた」と目尻を下げた。

 千秋楽も「一日一番だから頑張れ」と、心を軽くするように送り出した。「ずっと(しっかり)寝られていなかったみたい」。新大関場所で、事前の行事や取材などから大きな注目を浴びた。当然プレッシャーも大きく、「初日は逃げ出したいと思ったと言っていた。(場所中は)無理して我慢して食べていた。昨日の夜は食べられないと言っていた」と代弁。また、立場の重みも説いたといい「大関として話すことは勝ち負けどうこうだけじゃない。(大関らしく)対応するようにと。いい勉強になったんじゃないか」と目を細めた。

 師匠も一緒に15日間戦った。今場所は連日のように“青”のマフラーで国技館に通勤。12日目からは、安美錦の現役時代の黒の締め込みを使い始めた。体のサイズがほとんど同じだという愛弟子に「着物とかも全部ピッタリ。どんどん俺の着物がなくなっていく」と苦笑いする。来場所は綱とりも懸かるが、「今までやってきたことをやるだけ。とりあえず休んで、体をつくって、相撲(の稽古)をする」と強調した。

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