【大相撲初場所展望】武蔵川親方「大の里は休まなかったね」将来を心配 安青錦の「課題変わらない」

 「大相撲初場所」(11日初日、両国国技館)

 大相撲初場所は11日に東京・両国国技館で始まる。10日は15日間の安全を祈願する土俵祭り、優勝額贈呈式が行われた。昨年秋場所で5度目の優勝を飾った横綱大の里(25)=二所ノ関、同九州場所で初優勝を果たした新大関安青錦(21)=安治川=は新たな優勝額を前に、ともに自然体で初場所への決意を新たにした。安青錦は新関脇、新大関の連続優勝という、“相撲の神様”双葉山以来89年ぶりの快挙に挑む。

 元横綱武蔵丸の武蔵川親方(デイリースポーツ評論家)が期待を込めて賜杯争いを分析した。

 ◇  ◇

 大の里は休まなかったね。左肩がどれくらい回復したのか分からないけれど、稽古を見た人から心配されて、本人が不安を持っているようなら、休場してしっかり治した方が良かったと思うよ。

 横綱が出場を決めた以上、全力で勝ちにいくしかない。左肩に気をつけながら相撲を取る、本場所で状態を上げていく、という考えでは、別のところをケガしたり、相撲がおかしくなっちゃうかもしれない。若い横綱の将来に響かないことを願っています。

 出てみてダメだったら休めばいい、という考えを持っているなら、それは絶対に良くない。大きな体を生かして、思い切り当たって前に出ることを期待しているよ。

 新大関の安青錦は、立ち合いが課題なのは前から変わらない。一歩目が遅い。受けて足を止めてから、相手が動くのを待って攻める形だよね。首、腰の負担が大きいので、ケガが心配だよ。

 先場所の義ノ富士みたいに、強く当たられて体を起こされ、前に出られると弱い。これだけ早く上がってきたのは安青錦の努力が大きいのは当然だけど、強く当たっていない他の力士もだらしないよな。

 豊昇龍は横綱で優勝がないけれど、頑張ってほしい。まず前に出て、下がらず攻め続けることを心がけてほしい。琴桜は昨年は良くなかったけれど、強く当たって先に攻められれば、どんどん良くなるよ。安青錦を倒して、意地を見せてほしいな。1年の始まりは、横綱大関に頑張ってもらいたい。土俵を引き締めてほしいね。

 僕のお正月は寝転んで、だらだら過ごしていたなあ。弟子は実家に少し帰して、充電させて稽古を再開しました。寒いのだけが大変だけど、どの場所も同じ気持ちで頑張るよ。

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