高梨沙羅 9位もテレマーク安定「一番うれしい」 長く苦戦してきた課題克服に光「ようやくはまり始めたかな」

 ジャンプ後、チームメートとハイタッチする高梨沙羅
テレビのインタビューを受ける高梨沙羅
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 「ノルディックスキー・ジャンプ・W杯」(21日、アリオンテック蔵王シャンツェ)

 高梨沙羅(29)=クラレ=は93・5メートル、92・5メートルの206・8点で9位だった。第19戦を制した丸山希(北野建設)は92メートル、92・5メートルの合計208・9点で8位。リザ・エダー(オーストリア)が227・9点で、自身初勝利を挙げた。

 長く苦戦してきた課題に光が差し込んだ。バチンと着地する大きな音とともに、両手を大きく横に開いて浅めに膝を曲げる。高梨がテレマークをしっかり入れ、1本目で4位につけた。飛型点はジャッジ5人中4人が20点満点中17・5点をつける高得点で全体トップ。高梨にとって今季の飛型点でも最高だった。

 2本目は飛距離を伸ばせず9位に後退したが、つかんだ自信に取材エリアでは笑顔。「テレマークが安定してきて一番うれしい。トップ争いの時に、そこが不安要素だと表彰台に登れない。ようやくはまり始めたかな」と大きくうなずいた。

 2024年春にルール改正が行われ、飛距離より着地姿勢が重視される採点方式に変わった。幼少期から飛距離を磨いてきた高梨は大苦戦。日常生活からテレマークを意識し、板も柔らかいものに変え、陸上では片足軸のトレーニングを増やす。私生活から課題克服に努め、2年をかけ、ようやく努力が目に見えてきた。

 次は24日開幕のW杯札幌大会に臨む。「アプローチとテレマークを引き続き意識したい」。五輪開幕まで3週間を切った今、高梨が表彰台に食らいつくきっかけをつかんだ。

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