ラグビー早大が関西王者破り4強!2年前の「大阪の悪夢」を振り払う
「ラグビー・全国大学選手権・準々決勝、早大26-21天理大」(20日、ヤンマースタジアム長居)
早大(関東対抗戦3位)が、2年前の「大阪の悪夢」を払拭した。関西王者の天理大に競り勝っての2大会連続4強進出。大田尾竜彦監督は「トーナメント表を見た時に、ここが1番のヤマ場だと思っていた」とした上で「2年前にここで京産大に負けた反省を全て詰め込んで準備をしてきました」と明かした。
23年度の準々決勝は、今回のヤンマーのすぐ隣にあるヨドコウ桜スタジアムで行われ、28-65で京産大に屈辱的大敗を喫した。練習場には敗戦を伝える新聞記事を張り、片時も忘れずに選手の胸に刻み続けてきた。同監督は「2年前は会場に向かうバスがルートを間違えて到着が遅れ、試合の準備ができていなかった。今回は前日のミーティングから、どんなことがあっても動じないシミュレーションをして臨んだ」という。
昨年度は決勝に進みながら帝京大に敗戦。主将のCTB野中健吾(4年=東海大大阪仰星)は「荒ぶる(日本一)を目指している。厳しい試合になることは分かっていたので、声援が力になりました」と話した。
1月2日に東京・国立競技場で行われる準決勝は昨季決勝と同じ帝京大と対戦。もう1カードは明大-京産大の顔合わせになった。




