横綱大の里との差をファンから指摘、阿武剋「差を埋めます!」日本の故郷で誓う【大相撲】

 正代を投げる阿武剋
 トークショーに臨む(左から)湘南乃海、友風、阿武剋、旭海雄
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 「大相撲・冬巡業」(19日、小田原アリーナ)

 幕内阿武剋(25)=阿武松=が“日本の故郷”に凱旋した。小田原市の旭丘高にモンゴルから相撲留学し、日体大を経て入門しただけに、大きな歓声を集め「本当にありがたいです」と語った。

 同会場で行われた前回の巡業時は高校生だった。「関取になって来られて、不思議な感じです。前回はスタッフとして、土俵をつくっていたんですよ」。当時の日本語教師らに支度部屋を訪ねられ、再会を楽しんだ。

 今年は幕内に定着したが勝ち越しは2場所のみ。目標に掲げた三役は遠い。“ご当地力士”として登場したトークショーでは、来場者から質問として、同期だった日体大時代にしのぎを削った横綱大の里との差を厳しく指摘され、表情を曇らせる場面もあった。それでも土俵から「来年は差を埋めます」とキッパリ。大器が巻き返しを誓った。

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