日本陸連、育成年代の指針策定 暑熱対策や適切運営などを目的

 日本陸連は17日に理事会を開き、暑熱対策や適切な運営などを目的とした育成年代(中高生対象)における競技会ガイドラインを策定した。猛暑日となる可能性が高い7、8月に競技会の開催を原則回避すること、暑さ指数(WBGT)が31以上の場合は競技を中止や中断することなど、これまでも主張してきた具体的な対策を明文化した。

 陸連はかねて、ガイドラインに盛り込んだ考え方に基づき、全国高校総体などの開催時期変更を訴えてきた。現状、移行困難とされているが、来年の高校総体の陸上については5日間開催から6~7日に延ばし、午後6~10時に行う案が実行委員会側から示されたという。

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