陸上 世代最強スプリンター清水空跳が新人賞 「桐生さんの記録を絶対9秒にしてやる」 夢の高校生9秒台へ意欲

 日本陸連は29日、東京・国立競技場で年間表彰式の「日本陸連アスレティックス・アワード2025」を行った。新人賞には、男子100メートルの清水空跳(星稜高)、女子マラソンの小林香菜(大塚製薬)、男子110メートル障害の古賀ジェレミー(東京高)、女子砲丸投げの坂ちはる(大体大)が選ばれた。

 清水は、8月のインターハイで10秒00の日本高校記録をたたき出し優勝した。9月の世界選手権東京大会ではリレー代表に選ばれるなど、めざましい成長を遂げている16歳。新人賞を受け「記録を出して、本当に良い1年だった。こういう大きな賞をいただけてうれしい」とはにかんだ。

 来季の目標は「9秒台で走ること」ときっぱり。「高校に入ってから、10秒01の桐生さんの記録を絶対9秒にしてやるっていう風に始めた。ここで満足せずに、9秒台で絶対走りたい」と拳を握った。

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