世界陸上銅メダルの藤井菜々子が最優秀選手賞「メダルを取ったんだという実感が湧いた」
日本陸連は29日、東京・国立競技場で年間表彰式の「日本陸連アスレティックス・アワード2025」を行った。「アスリート・オブ・ザ・イヤー(最優秀選手賞)」には、世界選手権東京大会の女子20キロ競歩で銅メダルを獲得した藤井菜々子(エディオン)が選ばれた。
藤井は、世界陸上カラーの紫色のドレスで表彰式に登場。「世界陸上から結構時間がたったが、1番良い賞をいただくことができて、さらに明確にこの1年、メダルを取ったんだという実感が湧いた」と笑顔だった。大会後には反響も大きかったといい「テレビに呼んでいただいたのがすごいなって思った」と驚きの表情。「メダルがあるだけでみんな喜んでくれる。それが何よりもうれしかった」と喜んだ。
現在の目標は、再び世界選手権でメダルを取ること。「そこに向けてどうフォーカスするか、作戦を練りたい」と語った。



