日本混合の小穴・青木組は黒星スタート 韓国ペアに敗れる 「相手のミスにつけこめなかった」と小穴 カーリング五輪世界最終予選

 「カーリング混合ダブルス・ミラノ・コルティナ五輪世界最終予選、韓国7-4日本」(13日、ケロウナ)

 開幕し、1次リーグA組で、世界ランキング3位の日本代表・小穴桃里、青木豪組が同9位の韓国ペアに敗れた。

 日本は先行の第1エンドで1点をスチール。第2エンドは大量失点の可能性もあるピンチを招いたが、挽回して逆に2エンド連続でスチールに成功した。しかし、第3エンドで2点を奪われると、第4エンドもスチールを許して2-3で前半を折り返した。

 第5エンドで1点を返したが、続く第6エンドは一挙3失点。3-6の第7エンドで大量得点を見込める「パワープレー」を選択したが1得点にとどまった。

 青木は「初戦で様子見もあった。公式練習で曲がりはある程度予想して入ったが、それ以上に滑っていたのと、若干曲がりが緩くなっていたところに苦戦して点を重ねられ、自分たちが苦しい展開になってしまった」と振り返った。小穴は「試合の中でどういうアイスの変化があるか分からない中で、予測しながら私たちなりにやっていた。それが少しずつズレたり、相手にも同じようなミスがなかったわけじゃないが、そこにつけ込めなかった」と振り返った。

 ◆混合ダブルスの世界最終予選 16チームが出場し2枠を争う。8チームずつの2グループに分かれて1次リーグを戦い各組1位と、2位の2チームによるプレーオフ(PO)進出戦に勝った計3チームがPOへ。各組1位がPO第1戦で対戦し、勝者が1枠目を獲得。その敗者と、PO進出決定戦の勝者がPO第2戦で最後の枠を争う。小穴、青木組は混合ダブルスが五輪に採用されて3大会目で日本勢初出場を目指す。

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