中井亜美 トリプルアクセル修正「踏み切りでかみ合わない」 課題と向き合いGPファイナル進出目指す

 フィギュアスケートのGPシリーズ第3戦、スケートカナダは31日(日本時間11月1日)にカナダのサスカトゥーンで開幕する。30日は会場で公式練習があり、初日にSPが控える女子で注目の17歳、中井亜美(TOKIOインカラミ)は成功率が低かったトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の修正に努めた。

 得点源の成功が1度だけで「踏み切りでかみ合わない部分が最近多い。しっかり修正したい」と課題を見つめた。第1戦でGP初出場優勝の中井は、3位以内に入ればミラノ・コルティナ五輪代表選考で重要な位置付けのGPファイナル(12月・名古屋)に進出する。

 昨季世界選手権3位で今季GP初戦の千葉百音(木下グループ)はジャンプに安定感があり、青木祐奈(MFアカデミー)はルッツ-ループの2連続3回転を入念に調整した。

 第2日にSPを実施する男子の友野一希(第一住建グループ)はサルコーとトーループの4回転が好調。第1戦10位だった三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)はジャンプの精度を欠いた。

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