スピードスケート 高木美帆が女子1000M9連覇 「この年齢までやっていて良かった」
「スピードスケート・全日本距離別選手権」(25日、エムウェーブ)
女子1000メートルが行われた。五輪2大会連続金メダルの高木美帆(31)=TOKIOインカラミ=は1分14秒74で優勝し、同種目で8連覇をしていた小平奈緒を超える9連覇。「レース内容としては、よく言えば改善できる点で悪く言えば反省点が数多く見受けられたレースでもあった。笑顔と苦笑いと、っていう感じですね」と振り返った。
「大きな反省点としては、最初のスタートの後のコーナー」と課題を挙げたが、14秒台でのゴーには、笑顔を見せた。優勝が決まるとガッツポーズ。「最低限の14秒を出すということはクリアできたので、そこはひとつ良かった所ではある」と喜びつつ、「及第点というには惜しいところが多いと感じている」とした。
小平を上回る9連覇については「この年齢までやっていて良かった点のひとつではある。長くやっていないとできないことでもあった」と笑った。
26日には、本命である1500メートルが行われるが「この短期間の中で数多くのことを、今考えて実行している最中。手応えを感じている部分もあるので、さらに上げていけるように攻めていきたい」と力を込めた。



