箱根駅伝予選会がスタート 暑熱対策でスタート1時間5分早め号砲 気温17・1度、湿度86% 昨年ゴール直前で悲劇の棄権の東海大・ロホマン・シュモンも疾走 立大はエース馬場が欠場
「箱根駅伝・予選会」(18日、陸上自衛隊立川駐屯地~国営昭和記念公園)
第102回箱根駅伝(26年1月2、3日)の出場権をかけたレースがスタートし、42校が10枚の本戦切符をかけた戦いに挑んだ。
予選会は登録選手14人の中から各校10~12人が参加し、上位10人の合計タイムで争う。
昨年大会は残暑に見舞われ、レース中は25度近くまで気温が上昇。体感気温が30度を超え、ゴールまで残り10メートルで東海大のロホマン・シュモンが熱中症で倒れて棄権するなど8人が途中棄権、2人がタイムオーバーで失格となった。関東学連は温暖化の影響による選手の安全確保のため、今年からスタート時間を約1時間早め、昨年までの9時35分から、8時30分スタートとなった。
スタート時の気温は17・1度で湿度は86%。昨年棄権のロホマン・シュモン(4年)もスタートを切った。4年連続の本戦出場を狙う立大はエースの馬場賢人(4年)が欠場となった。
予選落選校からは関東学生連合が編成(16人)されるが、編成方法が今大会から変更。11~20位の大学は予選会の記録にかかわらず、各校1人を選出。残り6人は21位以下のチームから予選会の個人成績上位が選出される。





