お相撲さんだらけ羽田空港、12年ぶり海外遠征の高安「エコノミー症候群にならないように」大相撲ロンドン公演へ出発
大相撲で34年ぶりに開催されるロンドン公演(15~19日、ロイヤル・アルバート・ホール)に向けて横綱豊昇龍(立浪)、春日野事業部長(元関脇栃乃和歌)ら60人が東京・羽田空港から出発した。
海外での大相撲は2013年のインドネシア・ジャカルタ巡業以来。当時を玉鷲とともに経験している高安は「新鮮な感じです。ジャカルタの時より搭乗時間が長いので大変だと思いますけれど」と穏やかに語った。
ロンドンのイメージを「とても気品があるというか、素晴らしい街だと思いますね。楽しみたいですね。現地の人にも相撲の文化を知ってもらって喜んでいただきたい」と語った。14時間のフライトは体への負担が大きそうだが「エコノミー症候群にならないように。立ったり座ったり、運動はしたい」と笑い飛ばした。
飛行機は横綱大関、日本相撲協会の理事はファーストクラスを利用する。幕内力士、立行司ら役職の高い行司と床山はビジネスクラス。付け人、他の日本相撲協会員はエコノミークラスとなっている。横綱大の里、八角理事長(元横綱北勝海)ら第1班の60人は前日に出発し、ロンドンに到着している。





