カーリング・小穴、青木組が五輪最終予選へ 小穴「最後まで集中できた自分たちを誇らしく思う」 種目日本勢初出場を目指す
「カーリング・ミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選・混合ダブルス代表決定戦」(28日、稚内市みどりスポーツパーク)
3戦先勝方式の決勝が行われ、小穴桃里、青木豪組が松村千秋(中部電力)谷田康真組に7-6で勝ち、3勝1敗で代表に決まった。五輪最終予選は12月にカナダで開催され、2018年平昌五輪から採用された種目で日本勢初出場を目指す。今年の冬季アジア大会王者の小穴、青木組は6-6で迎えた最終第8エンドに決勝の1点を奪い、23年世界選手権銀メダルの松村、谷田組を退けた。
2点リードで迎えた第7エンド。3失点の可能性もあったピンチを、青木が最後に相手の二つの石をはじき出す「ダブルテイクアウト」を決めた。2失点でしのぎ、有利な後攻の最終第8エンドは小穴が円内に石を置いた。相手が最終投に失敗し、勝利の1点が入った。五輪最終予選に挑む権利を手にした小穴は「一投ずつ最後まで集中できた自分たちを誇らしく思う」と言い、青木も「やってきたことを信じた」と喜びをかみしめた。





