高橋尚子さんがまた涙「おばちゃん泣いちゃう、みたいな」 メダル獲得への思い示した村竹ラシッドに感動 「気持ちがバーンと決まった瞬間にうれしさも」
21日に閉幕した陸上世界選手権の男子110メートルハードルで5位入賞の村竹ラシッドが22日、TBS「ひるおび」に生出演。決勝レース後のインタビューの様子を振り返った場面で、大会中継で長距離種目などを解説したシドニー五輪マラソン女子金メダルの高橋尚子さんが涙した。
村竹からこれまで何度も競技をやめようと思ったことがあると聞いていたという高橋さん。そんな村竹が5位入賞を果たしながら悔し涙を流したインタビューを振り返りながら「だって、5位ですから。5位なのにこれだけ悔しい思いを出せるというのは、狙っていたものが違う。13秒の、本当に一瞬の間に今までしてきたこと、本当に1年以上かけてすごい時間を過ごして一瞬にかけていく。その思いを感じた」と話した。
中学、高校、大学と進むタイミングで、きつい練習、試合のたびにメンタルを削られる状況に耐えられないと競技をやめたいと考えたというが、周囲の支えもあって「でもなんだかんだ続けているんで」という村竹。高橋さんは「そんな彼がこのインタビューで『自分の足がもつ限り、自分はメダルを目指す』というように気持ちがバーンと決まった瞬間にうれしさもあった」と高みを目指す決意表明にも感動。MCの恵俊彰から「もうお母さんみたいな感じですね」と言われると、高橋さんは「本当ね、おばちゃん泣いちゃう、みたいなね」と同意してスタジオの笑いを誘った。




