世界陸上閉幕 織田裕二は改めて卒業宣言「2年後は中国・北京での開催です。私はテレビの前でビール片手に楽しみます」
「陸上・世界選手権」(21日、国立競技場)
34年ぶりの東京開催となった陸上世界選手権は9日間の熱戦を終えた。TBSの中継では2年前のオレゴン大会でキャスターを卒業した俳優の織田裕二が“復活”。連日名言を連発し、大会を盛り上げた。
待ち望んだ祭典もいよいよ終了。前日にテレビ番組で世界陸上からの卒業を宣言していた織田は長くテーマソングとなっている「All my treasures」がかかった後、ラストメッセージとして「世界陸上は政治や戦争に左右されない、真の世界一は誰かを決める、2年に一度行われる陸上競技の最高峰の大会です。約30年、この大会をみてきました。まあ、当初は日本人選手が少なくて、誰を応援していいのかっていうのが分からずに、ただ、選手の運動能力の高さに驚かされて、圧倒されて。そのうち、何人だから応援するっていうのはもうどうでもいいなと。人類はどこまで遠く、速く、高く飛べるのか。いろんなものを背負って、選手たちは戦ってます。そこには選手の数だけ人間ドラマがあります」と、思いを語り、「次は2年後の中国、北京での開催です。私はテレビ前でビール片手に楽しみます」と改めて卒業を宣言し、番組を締めくくった。





