男子400mリレー予選は大波乱続き 100m金、銀のジャマイカ、バトンミスで散る パリ銀の南アフリカ、パリ銅の英国も 南アは救済再レースへ【世界陸上】
「陸上・世界選手権・男子400メートルリレー予選」(20日、国立競技場)
日本は1走小池祐貴(30)=住友電工=、2走柳田大輝(22)=東洋大=、3走桐生祥秀(29)=日本生命=、アンカー鵜沢飛羽(22)=JAL=で臨み、38秒07の2組3着で2大会連続の決勝進出を決めた。21日の決勝では3大会ぶりのメダル獲得を狙う。
ただ、予選は波乱続きの展開となった。1組では今大会100メートルで金、銀メダルを獲得したジャマイカが、アンカーの100m銀メダリスト・トンプソンがバトンを落とす痛恨のミスで失格となる衝撃の波乱があった。
その流れで迎えた2組目も大波乱の展開。ライバルとみられていたパリ五輪銀メダルの南アフリカが1走と2走でバトンがつながらず、パリ五輪銅メダルの英国も3走とアンカーでバトンがつながらずに散った。東京五輪金メダルのイタリアも2組6着で敗退となった。
ただ、レース後、大会は南アフリカについて救済の再レースを行うことを発表。イタリアとの接触があったという。
有力チームの敗退に、国立にもどよめきが起こった。




