女子２０キロ競歩・藤井菜々子が銅メダル！日本勢初の快挙 日本新記録 ４位と同タイム、僅差で逃げ切る
「陸上・世界選手権・女子２０キロ競歩」（２０日、国立競技場）
日本記録保持者の藤井菜々子（２６）＝エディオン＝は、左胸に喪章をつけて臨み銅メダル。女子２０キロ競歩でのメダルは、日本勢初の快挙となった。
１時間２６分１８秒で、日本新記録を更新。最後は猛追してきた４位のトーレス（エクアドル）と同タイムながら、僅差で逃げ切った。
序盤から先頭集団で勝負。１０キロ地点を４３分３７秒で通過。１５キロ地点は１時間５分で通過した。その後先頭集団は４人まで絞られ、藤井もメダル争いに加わる。１６キロでは３位と、メダル圏内に入った。１７キロ手前では２位まで順位を上げた。最後はトーレスの猛追を受けながら、３位でゴール。僅差で逃げ切り、国立競技場の観衆から大きな拍手を受けた。
エディオンの元監督で８月２２日になくなった恩師、川越学さんの思いを背負って走り、見事にメダル獲得を果たした。
