男子400メートル障害は日本勢全滅 パリ五輪代表・小川「情けない」井之上「あの場に立つと何もできない」
「陸上・世界選手権・男子400メートル障害予選」(15日、国立競技場)
初出場の井之上駿太(富士通)は49秒73で組8位、パリ五輪代表の小川大輝(東洋大)は50秒08で組6位、同代表の豊田兼(トヨタ自動車)は51秒80の組8位に沈んだ。各組上位4位と5着以下タイム上位4人による17日の準決勝に進めず、この種目の日本勢は全滅となった。
レース後、井之上は「結果が全て悔しい」と振り返った。自国開催ながら海外選手に囲まれたレースの雰囲気に「のまれた」と明かし、「いざあの場に立つと何もできない。自分の軸を崩してしまったのが敗因」と唇をかんだ。
豊田は8台目のハードルの歩数が合わず失速し、小川も本来の走りを出せず。「自分が情けない。調子は上がっていたけど、世界の舞台で力を出せないのが弱さ」と反省が口を付いた。





