女子マラソン 安藤友香は28位 「最低限、入賞」が目標も

 ゴール後、小林香菜(左)からねぎらわれる安藤友香
 力走する安藤友香
 女子マラソンでスタートする選手(撮影・石井剣太郎)
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 「陸上・世界選手権・女子マラソン」(14日、国立競技場)

 世界選手権2度目の代表として走った安藤友香(しまむら)は28位で悲願の入賞はならなかった。

 競技場内から先頭集団のエチオピア勢の後ろに着き、持ち味の“忍者走り”で安定した滑り出しを見せた。10キロ付近で集団から少し遅れるシーンもあったが15キロ過ぎからペース回復。22位前後でレースを運んだ。

 7時30分にスタート。暑さを考慮して当初の予定より30分の繰り上げとなったが「早くなることも想定の中に入れていた。あまり動揺はない。早くなったら早くなったで、それに対応するだけ」と対策済み。給水所では氷の入った帽子を受け取り交換するなど、暑熱対策は万全だった。

 前回出場したのは2017年ロンドン大会。17位に終わった悔しさを晴らすべく、「ここまで故障なくやるべきことをやってきた。気象条件はなかなか厳しいが、予想されるのはサバイバルレース。前半に浪費せずに後半に勝負できるかが鍵になる。最低限、入賞を目指す」と語っていた。

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