若さ武器に台風の目に…平均年齢22歳のSC軽井沢クが1位で決勝へ 上野美「成長できているからこそいいパフォーマンスができている」

 フォルティウス戦、タッチをして喜ぶ(右から)上野結生、上野美優らSC軽井沢クラブ(撮影・吉澤敬太)
 フォルティウス戦で、ショットを決め喜ぶSC軽井沢クラブ・上野美優(撮影・吉澤敬太)
 SC軽井沢クラブ戦、得点を奪い喜ぶフォルティウス(撮影・吉澤敬太)
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 「カーリング・ミラノ・コルティナ五輪最終予選代表決定戦」(12日、みどりスポーツパーク)

 25年日本選手権優勝のフォルティウスは24年同優勝のSC軽井沢クラブと1次リーグ最終戦に5-3で勝利し、通算2勝2敗とした。ロコ・ソラーレも含め3チームが2勝2敗と並ぶ空前の事態となったが、ドローショットチャレンジ(DSC)の結果で順位が決定。1位のSC軽井沢ク(23・49)が決勝に進出、2位のフォルティウス(32・06)と3位のロコ・ソラーレ(45・31)が1発勝負のタイブレークに臨むことになった。

 平均年齢22歳のSC軽井沢クが1位突破を決めた。2日目はフォルティウスに敗れたが、ロコには初日の大敗のリベンジを果たした。勝負どころで好ショットをみせたスキップの上野美優は「成長できているからこそいいパフォーマンスができている。明日はきょう以上にいいパフォーマンスができるように、楽しむ代表決定戦にしたい」と笑顔で振り返った。

 24年日本選手権を制し、注目を浴びたが、今年の日本選手権では奮わず。実績のあるロコ、フォルティウスに次ぐ存在とみられていた。それでも初日のロコとの大敗から吹っ切れたようなプレーが勢いを感じさせる。男子は一足先に最終予選代表に決定。上野美は「試合に行く時にグータッチしてくれて力をもらいました」と明かし、決勝に向けて「アイスと向き合って、自分に向き合うことが大事」と見据えた。

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