急転五輪崖っぷちもロコ藤沢五月笑い飛ばす「試されている」前回は2連敗から3連勝、逆境どんとこい フォルティウスとタイブレーク決定「想定通りだ!と」

 「カーリング・ミラノ・コルティナ五輪最終予選代表決定戦」(12日、みどりスポーツパーク)

 3大会連続五輪出場を狙う18年平昌、22年北京五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレは、1次リーグ最終戦で25年日本選手権優勝のフォルティウスと2度目の対戦。6-7で敗れた。夜の試合でフォルティウスがSC軽井沢クを下し、3チームが通算2勝2敗で並ぶ異例の事態となったが、ドローショットチャレンジ(DSC)の結果で順位が決定。1位のSC軽井沢ク(23・49)が決勝に進出、2位のフォルティウス(32・06)と3位のロコ・ソラーレ(45・31)が1発勝負のタイブレークに臨むことになった。

 ロコは第9エンドに3点差を追いつく粘りをみせたものの、及ばずに無念の2連敗となった。夜の試合の結果、フォルティウスとのタイブレークが決定。負ければ五輪消滅の一発勝負となるが、ロコ・ソラーレの藤沢は「今、みんなで話していて、タイブレークがあるだろうという気持ちでいようと」と覚悟を決めていた。前回の代表決定戦でも2連敗から3連勝で切符を手にした。修羅場をくぐった経験は断トツ。「無駄に崖っぷちに追い込まれてきたわけではない。その経験を生かしつつ、練習してきたことを信じて全員で1つのショットを決めきりたい」。チームも慣れたもので「こんなもんですよね(笑)。試されてるなと」と不敵に笑い。「ここからロコ・ソラーレらしさをみせたい。(試合後に)これはタイブレークだ!想定通りだ!と話してここまできました」と、笑い飛ばした。

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