高橋藍のキックレシーブに会場騒然!日本が圧倒で第1セット先取

 「バレーボール男子・世界選手権壮行試合、日本-ブルガリア」(3日、有明アリーナ)

 男子の世界選手権(12日開幕・フィリピン)に向けた壮行試合が始まった。

 第1セットの日本。セッター大宅真樹(堺ブレイザーズ)、オポジット宮浦健人(ウルフドッグス名古屋)、ミドルブロッカーに西本圭吾(広島サンダーズ)と佐藤駿一郎(ウルフドッグス名古屋)、アウトサイドヒッターに石川祐希(ペルージャ)と高橋藍(サントリー)、リベロに小川智大(サントリー)の陣容。

 序盤に宮浦の連続サービスエースで4-1と先行。中盤は石川が巧みな軟攻、サービスエースを連続で決め14-7とリードを広げた。石川、宮浦がブロックに止められ14-10に迫られタイムアウト。ここから西本の速攻。さらに相手の強烈なスパイクを小川が拾い、高橋がキックでレシーブする驚異の粘りを見せ、相手がダイレクトスパイクをミスして得点につなげ16-10と点差を広げると、会場は大歓声に包まれた。

 以降は危なげなく点差をキープ。終盤はピンチサーバー甲斐優斗(専大)のエース、高橋が難しいトスを決め、最後は宮浦が技ありのクロスで相手をはじいた。25-18と圧倒し、セットを先取した。

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