千葉百音 ミラノ五輪へ「はい上がる」夢の舞台から「今は目標の一つ」 苦手の3回転サルコーにも積極的に挑戦

 シーズンの意気込みを語った千葉百音
 練習を公開した千葉百音=撮影・中野裕美子
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 フィギュアスケート女子の千葉百音(20)=木下グループ=が20日、京都府宇治市の活動拠点で練習を公開した。来年2月開幕のミラノ・コルティナ五輪への思いを明かし「五輪は小さい頃に憧れていた夢の舞台で、今は目標の一つ。今季どこまで自分がはい上がれるかは自分次第」と気合を込めた。

 2024-25シーズンは昨年12月のグランプリファイナル2位、今年3月の世界選手権3位と、国際舞台で飛躍。五輪シーズンの今季は「本番を見据え、試合のように練習をする感じ」と練習に一層、熱が入る。この日も、苦手意識を持つという3回転サルコーに何度も挑戦し「苦手なジャンプは倍(ほど)練習しないと。体に正しい跳び方をたたき込む感じ。どんなに脚が疲れていても跳べるように意識して練習している」と話した。

 今後は9月5日開幕の木下グループ杯(関空アイスアリーナ)に出場予定で「シーズン序盤でどこまで自分が仕上がっているか確かめたい」と大切な試合に位置づけた。

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