ホーバスJ アジア杯で突きつけられた厳しい現実、W杯予選はどうなる?1次予選で対戦の中国、韓国、台湾は8強入り、大敗喫したレバノンとは2次予選で対戦濃厚
「バスケットボール男子・アジアカップ、日本73-97レバノン」(13日、ジッダ)
準々決勝進出決定戦が行われ、世界ランク21位の日本は同29位で、前回準優勝のレバノンに敗れ、8強入りを逃した。
第1Q序盤こそリードを奪ったが、徐々にレバノンの圧力にミスが増えていき、前半を41-53で折り返した。第3Q開始からのレバノンの攻勢を止めきれず、一気に突き放され、26点差まで広げられると、最後まで流れを引き寄せきれなかった。生命線の3点シュートは27本中7本の成功にとどまり、成功率は25・9%。ターンオーバーは15本を献上した。
NBAで活躍する八村、河村に加え、代表をけん引する存在の渡辺雄、比江島も不在の中とはいえ、1次リーグでもイランに屈し、レバノンには完敗の内容に、11月からのW杯予選に向けた不安が募る大会となった。
W杯予選の組み合わせは既に発表されており、日本は1次予選で今大会で8強入りを果たした中国、韓国、台湾とホーム&アウェー方式で対戦。上位3チームが進む2次予選では今回敗れたレバノン、W杯開催国のカタールが属するD組の3チームと同じくホーム&アウェーで対戦。6チーム中でカタールを除く上位3チームが出場権を手にする。
ホーバス監督は「若い選手たちがこのような舞台を経験できたことはポジティブな事です。11月から始まるW杯予選に必ず繋がると信じています」と語ったが、引き続きNBA組の招集が難しい中で厳しい戦いが待ち受けている。





